Q: 北枕って?
A: お釈迦さまが、迷い・執着を断ち切り、苦・束縛・輪廻の一切から解放される最高の境地涅槃に入ったとき、右脇を下にして「頭北面西」の寝姿になったことから、亡くなった人を北枕に安置するようになりました。部屋の都合で北枕にできないときは、西枕か仏壇に頭を向けます。
 
Q: 通夜(仏式)って?
A: 故人と縁の深い人が集まり、別れを告げ、冥福を祈るために夜通し故人に付き添うのが、通夜ですが、現在は、一般弔問客の数が増えたので、午後6時か7時から2時間ぐらいに限った「半通夜」が一般的になっています。
 
Q: 精進落とし(仏式)って?
A: 死後四十九日までの忌中期間は、肉魚など生物を使用していない精進料理を食べて過ごします。四十九日が過ぎ、忌明けとなったとき初めて食べる通常の食事が精進落としです。
 
Q: 友引って?
A: 六曜または六輝と呼ばれる、日の吉凶や戦の勝敗を占うための中国の暦「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口」のなかの一つで、友引は引き分けで勝負なしと言う意味。
日本では文字の連想から、この日に葬式を出すと親しい人が冥界に引き寄せられるとされ、葬式を出すのを避けるようになったと言われています。
 
Q: 死のとらえ方って?
A: 仏教:霊魂は、「浄土」に行くとされています。
キリスト教:霊魂は、神の御許「天国」に召されて永遠の生命が始まるとされています。
神道:霊魂は、「自然」に帰るとされています。
 
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